山陰の地松は、赤身の色が濃く白太との色の違いがはっきりしているのが特徴です。隠岐ノ島の黒松は地元でも珍しく滅多に手に入りません。表面が光っているのは割れ止めを塗っているためです。
■隠岐ノ島黒松・約150年生
幹が途中で激しく曲がっていました。日本海からの風に打たれ、苦労して育ったのでしょう。詰まった木目が美しいです。
■山陰赤松・約100年生
中国山脈のおだやかな場所で、まっすぐ素直に育ちました。生き節が美しいです。
■隠岐ノ島黒松・約100年生
一本の木から製材しました(共木)。径級の割に目が荒いですが、赤身の色が魅力的です。
投稿日時:2015年7月22日 6:28 PM