改装した事務所の一室で、塗装実験をしてみました。
2004年10〜12月
1. 柿渋1.8L(トミヤマ)
2. バケツ
3. 水
4. 手袋
5. 布
6. 床が杉(無垢材)の部屋(約10畳)
初心者はムラになりにくいよう薄めて使うのがよいということなので、水で希釈ました
●一回目(三倍)
初めて嗅ぐにおいに動揺して薄めすぎてしまいました。そのため色の違いがはっきりせず。
●二回目(二倍強)
今度は濃すぎました。最後の方は泡立ってしまいました。
●三回目(二倍)
さすがに三度目にもなれば慣れたもんで、かなり手際良く塗れました。
床(杉)と巾木(メルサワ)に塗りました。壁(ホワイトウッド)には塗っていません。
塗って2〜3週間乾燥させてから次の塗装をしました。最初、窓を開けて乾かしていたので、においが無くなるまで3週間ぐらいかかっていましたが、部屋に換気扇があることに気づき、二度目以降、換気扇を回すようになってからはにおいがすぐになくなりました。早よ気づいてりゃ…。
においには驚きましたが(^^; 味わいある赤茶色になりました。液が濃いとムラになったり、泡立ったりして塗るのが難しくなるようです。二倍希釈ぐらいがちょうど良い濃さだと思います。
柿渋は水溶性なので、塗った後にワックス(せっかくなので天然の)をかけると持ちがいいようです。(外に塗るときなどは特に)
次回はべんがらや墨を入れて塗ってみたいです。ちなみに、世界遺産候補・石見銀山のあの風情のある町並みには煤を混ぜた柿渋が使われているそうです。
投稿日時:2015年7月22日 6:23 PM