ある朝、事務所に「工業団地(倉庫&丸太置き場)にどえらい数のミツバチがいる」という一報が。どれどれ、さっそく取材に。
▼どこにいるか分かります?
▼フォークリフトの天井にかけたジャンバーのすきまにミツバチボール出現
これじゃあ仕事になりませんなあ。スズメバチならソッコー駆除だけど、ミツバチはちょっと可哀想だし、最近農家でミツバチ不足っていう話も聞くし、どうにかならんもんかと思い当たるところへ連絡してみる。
すると、今世間で不足しているのは受粉用の「西洋ミツバチ」で、うちにいるのはおそらく「日本ミツバチ」だろうとのこと。あてにしていたU養蜂さんも西洋ミツバチ専門なので必要無いと。なんと、うちのミツバチは人気者のハチではなかったのか、がっかり。
とはいえ罪の無いミツバチ一家の御家断絶をしてしまうのも忍びないので、どうしたもんですかねえと相談すると、日本ミツバチを扱っているという長久の天谷さんを紹介して頂く。救世主出現か。養蜂の世界も専門分野があるのね。
さっそく天谷さんに連絡を取ると、今ミツバチ獲りに出かけてお留守とのこと。おお、出動中ですか。これは期待できる! しばらくして天谷さんから、見に行きますとのお電話。
そんなこんなで、ハニーハンター天谷においで頂きました。
天谷さんによると、これはやはり日本ミツバチで、ちょっと数が少ないのでおそらく第二分蜂とのこと。→ 分蜂
▼え! いきなり素手でいきますか
▼もちろん私は The 蜂獲りスタイル
↑ミツバチが周りを飛び回ってちょっと及び腰。これを撮った社長は頭を刺されました(^^;
ここからかなり衝撃映像。
▼うわあぁ
▼うわあぁぁぁ!
▼ううわああぁぁぁぁぁぁ!!
※良い子のみんなはマネしないように!
▼うへぇぇっ!
→ ゆっくりと箱の中へ…
▼ひいぃぃっ!
▼残りは刷毛でゆっくりと…
▼箱の中はミツバチだらけに
→ 女王が移動すると、他のハチも次々に箱の中へ飛んでいきました
▼あっというまにこのとおり
▼蓋をして終了
淡々と作業をこなす天谷さんの横で、わたくし大興奮です!
これから巣作りに専念させて、一年後に蜜を採取するそうです。最終的にこの木箱3箱分ぐらいにまで増えるのだとか。
最初、日本ミツバチは人気者でないと聞いてがっくりしたけど、ネットで調べると日本ミツバチの蜂蜜の方が市場価格は何倍もするみたい。なんだ! こっちの方がイイじゃん!
▼実はまだ大物が
蜂の巣がシャンデリアのようになってます(^^; 今回生け捕りにしてもらったミツバチもここから分蜂したもの。もう4-5年前ぐらいからあるらしく、これまで時々上から蜂蜜が滴ってきていたらしいです(もったいない)。
秋頃また天谷さんに取ってもらって、採取した暁には分けて頂く予定。どうかその時までスズメバチにやられませんように…(-人-;)
天谷さん曰く「ミツバチはペットみたいなもんですよ」と。
なんか…養蜂っていいかも。当社も養蜂事業部作りますか!
(2009年4月の記事です)
投稿日時:2015年7月22日 6:30 PM